■入院手続きに必要なもの
□健康保険証
□限度額適用認定証
□公費受給者証 (お持ちの方のみ)
□介護保険被保険者証 (お持ちの方のみ)
□入院申込書 兼 診療費等支払保証書 (来院時受付窓口にてお渡し致します。)
□印鑑 (認印)
□現在服用しているお薬、および薬説明書 (飲み薬・点眼薬・貼り薬・注射などすべて)
□お薬手帳 (お持ちの方のみ)
□薬剤情報提供書 (お持ちの方)
■入院生活に必要な物(日用品類)
当院では、入院セットサービスを採用しております。
入院当日からご利用いただける洗濯付きレンタルサービスで、使用枚数に関わらず1日定額制でご利用いただけます。
お支払いは、ご利用開始時に提出いただきますご住所宛に四国医療サービスより月末締め・翌月10日頃に請求書が送付されます。
□入院セットサービスでは下記のセットとオプションがご利用いただけます。
〇Aセット 1日あたり470円(税込)
病衣(ガウンタイプ)
タオル類(バスタオル・フェイスタオル)
口腔ケア類(歯ブラシ・歯磨き粉・入れ歯洗浄剤・洗浄カップ・スポンジブラシ・口腔ケアジェル)
ティッシュペーパー / お箸 / フォーク / スプーン / フタつきコップ / 吸い飲み / ストロー / 食事用ディスポエプロン
□Aセットに追加で下記オプションがご利用いただけます。
〇紙おむつ(常用タイプ) 1日あたり450円(税込)
リハビリパンツタイプ / テープ止めタイプ / 尿取りパッド(昼用・夜用) / おしり拭き
〇紙おむつ(軽度タイプ) 1日あたり330円(税込)
リハビリパンツタイプ / 尿取りパッド(昼用)/ おしり拭き
□入院セットサービスに含まれない日用品
イヤホン(テレビ使用の場合)/ 履き物(かかとのある)/ ヒゲ剃り
□入院セットサービスをご利用されない場合に必要なもの
寝衣 / タオル類(バスタオル・フェイスタオル)/ 歯ブラシ / ティッシュペーパー / お箸 / フォーク / スプーン / フタつきコップ / 吸い飲み / おむつ / 尿取りパッドなど
□電気製品の持ち込みについて
〇テレビの使用料は1日あたり220円です。
〇持ち込みいただける電気製品
・ノートパソコン・タブレットPC・携帯電話・スマートフォン・充電器・音楽プレイヤー・携帯ゲーム機器・ポータブルDVD・ドライヤー・電気カミソリ・電動歯ブラシ
□申し出が必要な電気製品
下記製品は持ち込み時、病棟ナースステーションまでお申し出が必要となり、1日あたり50円の電気料金が加算されます。
・電気アンカ・電気毛布・電気ポット(個室のみ)
■食事について
入院中の食事は管理栄養士により病状に応じて作られておりますので、当院以外の食事はご遠慮ください。
食事代は食事療養費(1食506円)の一部をお支払いいただきます。
□一般所得者 460円/1食
□低所得者Ⅱ 210円/1食 (直近1年間の入院日数90日以内)
□低所得者Ⅱ 160円/1食 (直近1年間の入院日数90日超え)
□低所得者Ⅰ 100円/1食 (老年福祉年金を受給している場合)
■室料差額
特別室(個室)と、2人部屋の場合は、下記の料金(1日あたり)が加算されます。
□5人部屋 室料なし
□2人部屋 1,320円/1日
□個室 4,400円/1日
■お支払い・請求日について
□お支払いについて
・入院料および治療費は、銀行振り込み、または受け付け窓口にて現金でのお支払いとなります。
・振り込みを希望される方は、当院の指定金融機関に振り込みが出来ます。手数料は患者様の負担になります。
□請求日について
・入院料および治療費は、毎月10日・20日・月末締めで請求させて頂きます。
・休日に退院される方は、前日の午前中にお支払い手続きを完了して下さい。
□領収書について
・領収書は、高額療養費の払い戻しや所得税の医療費控除などを行う際に必要になりますので、大切に保管して下さい。
なお、領収書の再発行は致しませんのでご了承下さい。
・支払い証明書は200円(税込)で交付致します。
■各種診断書
□お申込み
月・火・水・金 | 9:00~17:00
木・土 | 9:00~12:00
□料金
保険会社などの診断書 | 5,500円
当院で発行する診断書 | 1,100円
□文書作成期間
預かった週の翌週のお渡しになります。予めご了承下さい。
郵送でのお申込みも可能です。受け取り方法と、お支払い方法についての詳細は受付窓口までご連絡下さい。
■入院中守っていただきたいこと
1.入院中の他医療機関への受診について
入院中(外泊・外出時含む)は、他医療機関を本人が受診したり、家族が代わりに薬の処方を受けることは認められておりません。
他医療機関を受診する場合は必ず主治医にお伝え下さい。
2.貴重品の持ち込みについて
紛失・盗難等の恐れがありますので、貴重品および必要以上の現金はお持ちにならないで下さい。
当院での紛失・盗難等については、当院では一切責任を負いかねます。
3.携帯電話について
携帯電話は他の患者様の迷惑にならないようマナーモードに設定し、個室以外の病室での通話はご遠慮下さい。
4.消灯時間について
消灯時間は21:00となっております。消灯後は他の患者様の迷惑にならないようご配慮下さい。
5.食事について
入院中の食事は病状に応じて作られておりますので、当院以外の食事はご遠慮ください。
6.シーツ交換について
1週間に1回、無料で交換致します。
患者様のご都合で2回以上交換する場合は、別途クリーニング代を請求させていただきます。
7.洗濯について
・病棟に設置されているコインランドリー(有料)をご利用下さい。
・ご利用時間 | 9:00~20:00
・洗剤は各自でご用意下さい。
8.病室移動について
患者様の病状により、病室を移動していただく場合がございますのでご協力をお願い致します。
■付き添いについて
入院中の付き添いは原則としてお断りしております。
■外出・外泊について
外出・外泊をする場合は、主治医の許可(外出・外泊許可願)が必要です。希望する場合は、前日までに医師または看護師にご相談下さい。
■面会について
面会時間は14:00~19:30までです。
・厚生労働省・医師会・都道府県等からの緊急事態宣言や自粛要請、面会規制がある場合は面会を禁止する場合がございます。
・休日・夜間は裏口玄関からの出入りとなります。施錠を行っておりますので、インターホンを押してスタッフへ連絡して下さい。
■たばこ・お酒の禁止
当院では、喫煙による生活習慣病と受動喫煙による健康被害防止(健康増進法第25条)のため、全敷地内を禁煙としており、病院に出入りする全ての方々にご協力をお願いしております。
また入院中にお酒の持ち込みや飲酒も固くお断りしております。
■暴言・暴力・迷惑行為の禁止
飲酒・喫煙・無断外出・外泊・賭け事・ハラスメント・暴力などで他の患者様の迷惑となる場合、または診療行為に支障をきたす行為があった場合は、退院していただきますのでご了承下さい。
■写真撮影の禁止
当院では無許可での撮影・動画撮影を一切禁止しております。
■適切な意思決定支援に関する指針
当院に入院する患者さまは、疾患を抱えて治療、療養、生活を送るにあたり、いろいろな意思決定をする必要があります。
私達職員は、患者さま及び、ご家族や関係者の皆さまの意思を尊重するとともに、その意思決定が出来るように適切な支援を行います。
特に大きな問題となるのが
1. 人生の最終段階における医療選択の意思決定
2. 認知症等で自らが意思決定をすることが困難な患者さまの意思決定
3. 身寄りが無い患者さまの意思決定 です。
このようなケースに対処するための当院の指針を以下に定め、活用していきます。
1. 人生の最終段階における具体的な医療・ケアの方針決定支援
1-1:ご本人の意思が確認出来る場合
・ご本人による意思決定を基本とし、ご家族も関与しながら、厚生労働省の「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスにおけるガイドライン」を参考に、医療チームが協力し、医療・ケアの方針を決定します。
決定内容は当院の「私の診療に関する希望書」を利用して記載し、カルテに保存します。
・時間の経過、心身の状態の変化、医学的評価の変更、患者さまやご家族を取り巻く環境の変化等により、意思は変化することがあります。医療チームは、ご本人が自らの意思をその都度示し、伝える事が出来るように支援します。ご本人が自らの意思を伝える事が出来なくなる可能性もありますので、そのような時の対応について、予めご家族等を含めた話し合いを行います。
1-2:ご本人の意思が確認できない場合 ・ご家族等がご本人の意思を推定出来る場合には、その推定意思を尊重し、ご本人にとっての最善である医療・ケアの方針を医療チームとともに慎重に検討し、決定します。 ・ご家族等がご本人の意思を推定出来ない場合には、ご本人にとって何が最善であるかについて、ご家族等と医療チームにより十分に話し合い、決定します。 ・ご家族等がいない場合、または、ご家族等が判断を医療チームに委ねる場合は、ご本人にとっての最善である医療・ケアの方針を医療チームが慎重に検討し、決定します。 ・これらの決定が困難な場合、あるいはご本人とそのご家族等及び医療チームとの話し合いの中で妥当な医療内容についての合意が得られない場合には、その方針を審議致します。 事務長、ソーシャルワーカー、弁護士等第三者である専門家の助言を得て合意の形成を進めます。
2. 認知症等で自らが、意思決定をすることが困難な患者さまの意思決定支援
障がい者や認知症等で、自らが意思決定をすることが困難な場合は、厚生労働省の作成した「認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定ガイドライン」を参考に、出来る限りご本人の意思を尊重し、反映をしながら意思決定を支援していきます。ご家族及び関係者と医療チームやソーシャルワーカー等が、関与してその意思決定を支援していきます。
3. 身寄りが無い患者さまの意思決定
身寄りが無い患者さまにおける、医療・ケアの方針についての決定プロセスは、本人の判断能力の程度や入院費用等の資力の有無、信頼できる関係者の有無等により状況が異なります。介護・福祉サービスや行政の関わり等を利用して、ご本人の意思を尊重し、厚生労働省の「身寄りが無い人の入院及び医療に係る、意思決定が困難な人への支援に関するガイドライン」を参考に、その意思決定を支援していきます。
2022年4月制定
しのざき整形外科 院長